EPAをサプリで摂るべき理由

EPAは食事からでしか摂れない

日本人にとって野菜と魚は食卓に欠かせないものであり、年間を通して多くの魚を摂取していました。ところが、食生活が欧米化するとともに魚の摂取量が減少。そのため、現代人は必然的にEPAやDHAなども不足しているのです。

そんなEPA、DHAに代表されるn-3系脂肪酸には、EPA・DHA以外にもα-リノレン酸などがあります。しかし、このn-3系脂肪酸は体内で作り出すことが難しい成分の1つです。そのため、積極的に食事などで摂取する必要があります。

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、n-3系脂肪酸の1日の摂取目安量は、成人男性で2.0g、成人女性で1.6g以上とされています。

食事だけで摂取するのは困難

仮に、厚生労働省が推奨するn-3系脂肪酸の1日の摂取目安量をマグロに含まれるEPA・DHAだけで摂ろうとすると約90g、刺身で2~5切れ程度食べる必要があります。1日に1食は魚を摂るようにすると、EPAやDHAが自然と摂れるようになるかもしれません。しかし、脂の乗った魚はカロリーも高くなりがちです。カロリーオーバーにならないように気をつけましょう。

また、EPAやDHAを食事から摂取するのが難しい点の1つとして、熱に弱いという特性があげられます。魚の油に含まれるEPAやDHAは、脂の乗ったまぐろ、さんま、さば、いわし、あじ、かつお、ぶりなどに多く含まれています。効率よく摂るにはお刺身で食べるのが最適で、煮たり焼いたり、揚げ物などで加熱調理してしまうと、せっかくのサラサラ成分が十分に摂取できない可能性があるのです。さすがに毎日脂のたっぷり乗った魚の刺身を食べ続けるのは難しいと言えそうです。

サプリなら効率的に摂取できる

EPAとDHAは、食事で摂取するとなると毎日脂のたっぷり乗った刺身やイワシ、サバなどの缶詰を食べる必要があります。また、青魚の好き嫌いや刺身の鮮度管理、毎日食べ続けることを鑑みると、全てを食事で摂取するのはあまり現実的とは言えません。

そこで注目すべきはサプリメントです。サプリメントなら食事でがんばらなくても、EPAとDHAの両方を、毎日確実に、しかも手軽に摂ることができます。忙しい人こそ、サプリメントで効率良く必要な健康成分を摂取しましょう。