ポイントは形状と濃度!
サプリの成分の形態による純度の違い
一言でサプリメントと言っても、その成分はさまざま。添加物などをしっかりとチェックしておかないと、健康成分を摂っているのか、それとも健康に悪い添加物を食べているのか分からなくなってしまうので注意が必要です。
そんなサプリメント選びの基準の1つが、サプリメントの成分の形態です。ほとんどの人はサプリメントを選ぶ際に成分などはチェックしても、その形まではチェックしないでしょう。しかし、サプリメントは思い浮かぶだけでも「液体」「粉末」「顆粒」「錠剤」「ドリンク」「ハードカプセル」「ソフトカプセル」など多くの種類があります。実はどのような形状なのかによってそのサプリが信頼できるかどうかが分かれる可能性があるのです。
サプリメント成分としての純度が一番高いのは生オイルなどの液体です。次に高いのが粉末。一方、顆粒や錠剤などは形を作るための化合物などが多く使われるので純度が低くなります。
サプリの形状はハードカプセルが一番おすすめ!
もともとサプリメントの形状がハードカプセルかソフトカプセルか錠剤などによって体内への吸収率が変わってきます。では、その吸収率についても解説していきます。
ソフトカプセルや錠剤は確かに飲みやすいのですが、加工物などが多く使用されるので吸収率はハードカプセルと比べて劣ります。それに比べてハードカプセルは、可食性被膜で成分を内包しているだけなので吸収率が高く、純度も高いです。また、ハードカプセルの厚さが薄いものは水に溶けやすいので中身の成分がより体内に吸収しやすくなります。
従って、薄いハードカプセルで、中身の成分が生オイルなどの液体だと最高のサプリと言えます。サプリを選ぶ時は、成分の形態だけでなく形状もチェックすると良いでしょう。
摂りたい成分の含有量をチェック
サプリメントのラベル表示は、「JAS法」と「健康増進法」の2つの制度によって定められており、製造元の情報や原材料などが表示されています。ラベルには製品情報を知る手掛かりが記載されているので、内容成分と含有量を確認し、栄養成分の表記があればそれもしっかりとチェックするようにしてください。
たとえば「ビタミンA、ビタミンC」など栄養素の名前が記載されている場合、それらは合成で作られたビタミンという可能性が高いと言えます。一方、野菜や果物、ハーブ、オイルなどの名称が書かれている場合は、天然成分を中心として作られている可能性が高いでしょう。併せて、製造元や問い合わせ先、保存方法、賞味期限などもチェックするようにしましょう。